リピート系FXってトラリピが一番有名だと思うけど、他にも推しのサービスってあるの?
トラリピよりは設定が面倒だけど、マネーパートナーズの連続予約注文は個人的におすすめだよ。
ふーん、そうなんだ。で、連続予約注文って何がすごいの?
パートナーズFX nanoは100通貨単位で取引できるから、資金が少ない人にはおすすめだね。パートナーズFXは10,000通貨単位の取引になるけど、国内株式を担保にして現金不要でFXの取引ができるから、株式の配当や優待を受け取りながら、推しの通貨ペアでリピート系FXを攻略することも可能だよ。
なんだか面白そう。詳しく教えて。
OK、実際に僕が運用している通貨ペアの設定を例に解説するね。
この記事で分かること
・FX歴1年以上の著者が考えた推しの通貨ペアと具体的な設定
・代用有価証券サービスの特徴と注意点
今回は30万円の資金で「豪ドル/NZドル」を運用する場合の設定を解説するね。連続予約注文に興味があっても、通貨ペアや設定で悩んでいる人は多いはずだから、これから連続予約注文を始める人は参考にしてね。
- 1.マネーパートナーズの連続予約注文について
- 2.私が「豪ドル/NZドル」を推す理由
- 3.買いの連続予約注文
- 4.売りの連続予約注文
- 5.国内株式や国内ETFを担保にする場合の注意点
- 6.2022年12月の実績
1.マネーパートナーズの連続予約注文について
マネーパートナーズの連続予約注文は、設定したIFD注文を最大で20回までリピートさせることが可能なFXの自動売買です。
FXのコースとしては、100通貨単位のパートナーズFX nanoと10,000通貨単位のパートナーズFXの2コースに分かれますが、パートナーズFX nanoにはないパートナーズFXの強みとして、現金の代わりに保有している国内株式,国内ETF,国内REITを担保としてFXの取引ができるので、株式とFXをばらばらではなくセットで運用したい方には、断然パートナーズFXがおすすめです。
2.私が「豪ドル/NZドル」を推す理由
過去の記事でも触れましたが、「豪ドル/NZドル」の通貨ペアは他の通貨ペアと比較して必要資金が安い上に、直近の5年間はおおむね1.00~1.15のレンジでレートが推移している(売りと買いで2分割した場合、750pipsカバーできればよい)ので、パートナーズFXで運用する通貨ペアは「豪ドル/NZドル」一択です。
3.買いの連続予約注文
マネーパートナーズはツールが乏しいので、マネースクエアのトラリピ運用試算表を使って必要資金を計算しましたが、1.01~1.07のレンジを値幅200pips,数量10,000通貨でカバーした場合(IFD注文は4本)、30万円入金されていれば1.00の下落まで耐えられることが分かりました。
レンジを指定するだけで複数のIFD注文の設定が可能なトラリピと異なり、連続予約注文はIFD注文を1本ずつ設定しなければならないので、参考までに私が設定した買いのIFD注文を解説しておきますね。
買いの連続予約注文
① エントリー:1.01,決済:1.02,数量:10,000通貨
② エントリー:1.03,決済:1.04,数量:10,000通貨
③ エントリー:1.05,決済:1.06,数量:10,000通貨
④ エントリー:1.07,決済:1.08,数量:10,000通貨
「豪ドル/NZドル」については1.00のサポートラインが強力なので、ローリスクに「豪ドル/NZドル」を運用したい場合は、買いの連続予約注文だけで「豪ドル/NZドル」を運用するのも全然ありですね。
4.売りの連続予約注文
売りの必要資金もトラリピ運用試算表を使って計算しましたが、1.09~1.15のレンジを値幅200pips,数量10,000通貨でカバーした場合(IFD注文は4本)、30万円入金されていれば1.16の上昇まで耐えられることが分かりました。
買いの連続予約注文だけで「豪ドル/NZドル」を運用する場合と比べてミドルリスクになりますが、私個人はハーフ&ハーフで「豪ドル/NZドル」を運用しているので、参考までに売りのIFD注文も解説しておきますね。
売りの連続予約注文
① エントリー:1.09,決済:1.08,数量:10,000通貨
② エントリー:1.11,決済:1.10,数量:10,000通貨
③ エントリー:1.13,決済:1.12,数量:10,000通貨
④ エントリー:1.15,決済:1.14,数量:10,000通貨
直近の5年間だけで見れば、「豪ドル/NZドル」のレートは1.15で反発していますが、仮に1.15の上値を抜けた場合、ロスカットを避けたければ追加資金の投入が必要になります。
よって、ハーフ&ハーフで「豪ドル/NZドル」を運用する場合は必ず余裕資金を準備するようにしましょう。
5.国内株式や国内ETFを担保にする場合の注意点
なお、本記事では30万円の必要資金で、「豪ドル/NZドル」の通貨ペアを運用する場合の設定を解説しましたが、現金なしの国内株式や国内ETFのみを担保として運用する場合は、保有している資産評価額の70%を証拠金に流用することができるので、目安として評価額45万円以上の株式やETFを、マネーパートナーズの証券口座で保管する必要があります。
また、評価額が変動しない日本円と異なり、株式やETFは日々価格が変動するので、保有しているアセットの価格が暴落した場合、証拠金不足となる恐れがあるので注意しましょう。
ローリスクなプランA
現金30万円で連続予約注文を運用した場合・・・レートが想定するレンジから上抜け、下抜けしないかぎりロスカットを心配しなくてよい。
ハイリスクなプランB
現金なしの株式やETFのみで連続予約注文を運用した場合・・・レートの変動のみならず、株式やETFの下落も気にしなければならない。
よって、おすすめのプランとしては、株式やETFに加えて一定の現金を入金した上で、代用有価証券+日本円を担保に連続予約注文を運用する方法が個人的にはおすすめです。
6.2022年12月の実績
参考までに、私は2021年のIPOで当選した国内株式が塩漬けになっているので、昨年は塩漬けになっている国内株式を担保にして、試験的に上記の設定で「豪ドル/NZドル」を運用してみました。
スクショを見ていただいてもお分かりのとおり、先月は連続予約注文が1回決済されて、8,215円の確定利益がゲットできたので、売るに売れない株式の運用でお困りの方にはパートナーズFXの連続予約注文がまじでおすすめですよ。
国内株式のガチホ×パートナーズFXを利用した場合の圧倒的なメリット
・マネーパートナーズのパートナーズFXでは、現金の代わりに国内株式や国内ETFを担保にしてFXの自動売買が可能。
・代用有価証券サービス×連続予約注文の機能を使えば、放置で配当収入,株主優待,為替差益の3つの収益をゲットできる。
以上、投資にドハマリしているくまちゃんのFXに関する記事でした\(^o^)/