くまちゃんのブログ

お得な情報が満載の、無料で読める楽しい読み物\(^o^)/

求人募集で見かける事務系SVの仕事って実際どうなの? 元人材派遣会社のSVが業界の裏側をぶっちゃけます

f:id:kumablogreview:20200113004417j:plain

転職、求人情報ならリクルートの転職サイト
【リクナビNEXT】

 

人材派遣会社(BPOベンダー)を退職して2年以上が経過したので、今回は当時を振り返りながら、求人募集で見かける事務系SVの仕事と業界の裏側をぶっちゃけたいと思います。

それでは早速行ってみましょう。

 

1.そもそもBPOベンダーって何ですか?

人材派遣会社と比較して耳にする機会の少ないBPOベンダーですが、「BPO」とはBusiness Process Oursourcingの略称で、サービスセンターなり事務センターを運営する事業会社が、自社の全ての業務を自社でオペレーションする場合はインソーシング、自社の一部の業務を外注する場合はアウトソーシングと呼ばれ、BPOベンダーとはクライアントである事業会社からサービスセンターなり事務センターの一部の業務を請け負う、要するに下請け会社のことです。

労働者派遣との違いを端的に説明すると、厚生労働省と都道府県労働局の定めるガイドラインによれば、「請負とは、労働の結果としての仕事の完成を目的とするもの(民法632条)ですが、労働者派遣との違いは、請負には、注文者と労働者との間に指揮命令関係を生じない点にあります」と規定されています。

つまり契約形態が労働者派遣であろうが請負であろうが、安い給料でつまらない仕事をする点は同じですが、請負の場合は業務上分からないことがあっても、事業会社のスタッフに質問することはできないので、よく理解しておきましょう。

私が以前に在籍していた会社もそうでしたが、企業と求職者がマッチングした際に高額の報酬が発生する人材紹介(フロー型のビジネスモデル)と異なり、労働者派遣も請負も労働者が継続して稼働することにより、毎月一定の料金がクライアントに課金されるストック型のビジネスモデルに分類されるため、稼働する労働者のパイが大きければ大きいほど人材派遣会社(BPOベンダー)の懐は潤うので、大手の人材派遣会社の多くはクライアントのニーズに合わせてどちらかのサービスを提案できるように体制を整えるのが一般的です。

 

2.求人募集で見かける事務系SVの仕事って実際どうなの?

では、労働者を斡旋する人材派遣会社(BPOベンダー)のビジネスモデルが理解できたところで、次に求人募集でよく目にする機会の多い、事務系SVの仕事が魅力的なのかどうかを解説したいと思いますが、はっきり言ってこの業界のこの仕事は最悪でした。

事務系SVの仕事が最悪だと考える理由は、大きく分けて以下の三つです。

 

・人材派遣会社(BPOベンダー)のSVは総じて雇用が不安定で給料が安い

・下請け会社の仕事はとにかく楽しくない

・この業界で働くかぎり市場価値の低い人材と関わらなければならない

 

どういうことか順番に見ていきましょう。

 

3.人材派遣会社(BPOベンダー)のSVは総じて雇用が不安定で給料が安い

クライアントから受注する仕事が労働者派遣であっても請負であっても、クライアントが人材派遣会社を必要とする理由は、あくまで一時的に人手が足りないからであり、そもそも恒常的に派遣労働者を必要としているわけではありません。

派遣労働者の給料が低いことは周知の事実ですが、クライアントである事業会社は派遣労働者の給料よりもさらに高い料金を、毎月人材派遣会社に支払っているため、クライアントにとって最も望ましい状態が、余計なマージンを必要としない自社スタッフのみでの事業の継続なのであって、長期に渡って下請け会社の雑魚を雇用する必要もなければ、減収減益した場合に真っ先にカットしなければいけないコストなのであって、人材派遣会社のオペレーターであれSVであれ、大体が有期雇用契約である理由はそうした事情によるものです。

時間給のオペレーターよりも幾分給料がましなSVも、新卒者を除けば3ヶ月程度の雇用契約を更新する使い捨て要員であることがほとんどで、仮に正社員登用が用意されていたとしても、実際はほとんど正社員に登用しないのが実情なので、この業界への転職を検討している方は、有期雇用のSVに転職した場合のリスクを十分に理解しましょう。

 

4.下請け会社の仕事はとにかく楽しくない

クライアントから受注する仕事が労働者派遣であっても請負であっても、人材派遣会社(BPOベンダー)のSVやオペレーターが担う業務は、クライアントである事業会社の下流工程の仕事です。

まずこの点において、下請け会社のスタッフは専門性を極めることが困難である事実と、法令上事業会社のスタッフに質問できない請負契約の場合、数百ページにも及ぶ業務マニュアルに従ってロボットのような動きを求められるので、仕事にクリエイティブな何かを求めている方には間違いなくお薦めできない職業です。

 

5.この業界で働くかぎり市場価値の低い人材と関わらなければならない

そもそもこれだけ労働条件が悪いのに、優秀な人材が下請け会社などに集まるはずもなく、下請け会社のマネージャーやSVは一定のクオリティーが担保されているとしても、最低賃金に近い条件で働く時間給のオペレーターは、責任感が希薄でスペックの低い人材が大多数なので、人間関係に関するかぎり悩みが尽きることはありません。

 

www.kumablogreview.com

 

ちなみに着任したプロジェクトが事務系の業務であったとしても、階層が上位になればなるほどマネジメントだけではなく営業の比重が大きくなるので、この業界を志望する方はその点をよく理解しましょう。(KPIとかSLAとか色々要求されます)

 

6.約2年間SVを務めた感想

もうやらねえ。

 

現場からは以上です。