SBIネオモバイル証券は2018年10月30日に設立された比較的新しい証券会社ではありますが、「ひとかぶIPO」と呼ばれる、他の証券会社にはない独自の取引ルールでIPOの投資にチャレンジできるので、今回はSBIネオモバイル証券の取引ルールをさくっと解説してみたいと思います。
それでは早速行ってみましょう。
- 1.「ひとかぶIPO」とは何か
- 2.申込可能な株数は1株から99株まで
- 3.主幹事がSBI証券の銘柄は取り扱われる可能性大
- 4.優遇枠を利用して当選確率を高めよう
- 5.申込は公開価格が決定してから
- 6.当選した株式の売却は初値がついた翌営業日から
- 7.「ひとかぶIPO」の申込にはアプリの利用が必須
- 8.「ひとかぶIPO」の申込には月額220円(税込)のサービス利用料がかかる
1.「ひとかぶIPO」とは何か
通常IPOの抽選は100株単位での申込になりますが、SBIネオモバイル証券ではなんと1株からの申込が可能です。
「ひとかぶIPO」については、申込可能な株数以外にも他社と異なる特徴が多いので、以下順番に解説していきたいと思います。
2.申込可能な株数は1株から99株まで
SBIネオモバイル証券で申込可能な株数は1株から99株までです。
SBIネオモバイル証券と関係性が深いSBI証券では、配分が多ければ200株以上の当選もあり得るので、当選しても大儲けが期待できない反面、100倍以上の競争率で100株以上の当選が期待薄な銘柄でも、数株であれば当選できる期待が膨らむので、資金に余裕がない方は勿論、資金に余裕がある方にもお薦めです。
3.主幹事がSBI証券の銘柄は取り扱われる可能性大
SBIネオモバイル証券は引受証券としてIPOを取り扱うことのない、委託販売の証券会社に当たるので、過去の取扱銘柄を見ても、主幹事がSBI証券の銘柄は今後も取り扱われる可能性が期待できます。
4.優遇枠を利用して当選確率を高めよう
「ひとかぶIPO」に関しては、委託販売される100%分が抽選により配分されますが、下記の条件を満たした場合当選確率がアップするので、ガチで当選を狙いたい場合は積極的に活用しましょう。
・20~30代の若年層
・口座の長期継続保有者(3ヵ月以上)
・FX取引口座の開設
5.申込は公開価格が決定してから
他の証券会社と異なるSBIネオモバイル証券の大きな特徴として、「ひとかぶIPO」では公開価格が決定する前段階での申込は不要で、公開価格が決定した後、購入したい株数を申込めばよいので、公開価格が仮条件の上限未満で決定するなど、リターンが期待できない銘柄は申込をスルーすることも可能です。
申込は購入前の1回だけなので、当選後のキャンセルができない点に注意しましょう。(申込前に入金が必要で、申込後に資金が拘束されます)
6.当選した株式の売却は初値がついた翌営業日から
他の証券会社と異なるSBIネオモバイル証券の大きな特徴として、「ひとかぶIPO」では当選した株式を初値で売却することができません。
当選した株式の売却は初値がついた翌営業日からになるので注意しましょう。
7.「ひとかぶIPO」の申込にはアプリの利用が必須
他の証券会社と異なるSBIネオモバイル証券の大きな特徴として、「ひとかぶIPO」ではパソコンからの申込ができません。
「ひとかぶIPO」に申込むためには、スマホにアプリをインストールして、アプリ経由で申込む必要があるので注意しましょう。
8.「ひとかぶIPO」の申込には月額220円(税込)のサービス利用料がかかる
他の証券会社と異なるSBIネオモバイル証券の大きな特徴として、「ひとかぶIPO」の申込には月額220円(税込)のサービス利用料がかかります。
サービスの利用を一時停止している期間中は、「ひとかぶIPO」に申込めないので注意しましょう。
以上、投資にドハマリしているくまちゃんのSBIネオモバイル証券に関する記事でした\(^o^)/