前回に引き続き、今回はIPOにお薦めの証券会社の一つである、野村証券の取引ルールをさくっと解説してみたいと思います。
それでは早速行ってみましょう。
IPOを攻略する上で複数の証券会社の口座開設が必要な理由
・同じ銘柄に1社から応募するよりも、複数の証券会社から応募した方が当選する確率が高い。
・当選する確率が高い主幹事の証券会社は複数あるので、上場が発表される前に口座を開設してスタンバイしておくのがベスト。
・店頭系証券会社の子会社は親会社が主幹事の場合、相対的に多くの株数が配分されるので、当選をゲットする上で意外と侮れない。
1.野村証券はIPOの引受実績が豊富
・野村証券の主幹事数と取扱銘柄数(直近3年間)
2019年:主幹事数17社,取扱銘柄数35社
2020年:主幹事数22社,取扱銘柄数41社
2021年:主幹事数28社,取扱銘柄数64社
IPOの抽選に当選しやすい証券会社は、相対的に配分の多い主幹事の証券会社です。
野村証券は毎年100社近く上場する銘柄の内、15~30社程度の主幹事を務めるので、IPOのトレードにチャレンジしたいけれどまだ口座開設していない方は、早めに口座開設を済ませましょう。
2.野村証券は抽選前の入金が不要
IPOの抽選に参加する場合、遅くとも抽選までに資金の入金が必要な証券会社がほとんどですが、なんと野村証券は抽選前に資金を入金しなくても抽選に参加することが可能です。(神か・・・)
落選した場合はその時点で終了、ワンチャン当選か補欠当選して、当選した株式を購入する場合のみ口座に資金を入金すればよいので、資金に余裕のない方でもチャレンジできます。(チャレンジしない理由はない)
3.野村証券のオンライントレードは引受株数の10%が完全平等抽選
野村証券のオンライントレードは、引受株数の10%が完全平等抽選により抽選されます。
IPOのトレードに疎い方は、「なんだ引受株数のたった10%が完全平等抽選か」と思われるかもしれませんが、主幹事証券の完全平等抽選10%は引受証券の完全平等抽選100%を軽く上回るので、参考までに先月野村証券が主幹事を務めたオンデックのデータ(証券会社別の引受株数)を貼っときますね。
インターネットで口座開設が可能な証券会社
以上、投資にドハマリしているくまちゃんの野村証券に関する記事でした\(^o^)/