前回に引き続き、今回はIPOにお薦めの証券会社の一つである、松井証券の取引ルールをさくっと解説してみたいと思います。
それでは早速行ってみましょう。
IPOを攻略する上で複数の証券会社の口座開設が必要な理由
・同じ銘柄に1社から応募するよりも、複数の証券会社から応募した方が当選する確率が高い。
・当選する確率が高い主幹事の証券会社は複数あるので、上場が発表される前に口座を開設してスタンバイしておくのがベスト。
・店頭系証券会社の子会社は親会社が主幹事の場合、相対的に多くの株数が配分されるので、当選をゲットする上で意外と侮れない。
1.松井証券はIPOの引受実績が豊富
・松井証券の主幹事数と取扱銘柄数(直近3年間)
2019年:主幹事数0社,取扱銘柄数21社
2020年:主幹事数0社,取扱銘柄数18社
2021年:主幹事数0社,取扱銘柄数56社
前回の記事で紹介した野村証券と比較して、松井証券は主幹事を務めた実績こそないものの、毎年コンスタントに15~60社程度の銘柄を取り扱うので、以下で解説する2と3の理由と合わせて、少ない資金でIPOのトレードにチャレンジしたい方は要注目の証券会社です。
2.松井証券は抽選前の入金が不要
IPOの抽選に参加する場合、遅くとも抽選までに資金の入金が必要な証券会社がほとんどですが、なんと松井証券は抽選前に資金を入金しなくても抽選に参加することが可能です。(神か・・・)
落選した場合はその時点で終了、ワンチャン当選か補欠当選して、当選した株式を購入する場合のみ口座に資金を入金すればよいので、資金に余裕のない方でもチャレンジできます。(チャレンジしない理由はない)
3.松井証券のオンライントレードは引受株数の70%以上が完全平等抽選
松井証券のオンライントレードは、なんと引受株数の70%以上が完全平等抽選により抽選されます。
抽選前に資金を入金しなくてもIPOの抽選に参加できる証券会社は、2021年1月の現在において全部で9社ありますが、委託販売の証券会社よりも配分される株数の多い引受証券の中では、松井証券の定める完全平等抽選の割合は相対的に高いので、必然的に当選も期待できますね。
参考までに、上記9社の完全平等抽選の割合を引受証券と委託販売の証券会社に分けて掲載しておきますので、興味のある方はどうぞ。
・引受証券(委託販売の証券会社よりも配分される株数が多い)
アイザワ証券・・・10%(オンライントレードでは取扱銘柄の一部しか抽選に参加できない)
いちよし証券・・・1%
エイチ・エス証券・・・10%
野村証券・・・10%
松井証券・・・70%以上
むさし証券・・・10%
・委託販売の証券会社(引受証券よりも配分される株数が少ない)
DMM.com証券・・・100%
SBIネオトレード証券・・・10%
岡三オンライン証券・・・10%
インターネットで口座開設が可能な証券会社
以上、投資にドハマリしているくまちゃんの松井証券に関する記事でした\(^o^)/