前回の記事にて、いちよし証券でネオマーケティングのIPOに当選したことを報告しましたが、いちよしダイレクトに限れば完全平等抽選の割合がたったの1%しかない、いちよし証券でIPOに当選する機会は滅多になく、また他の証券会社とは異なり、いちよし証券ではIPOに当選してから株式を売却するまでの手続きがインターネットのみでは完結しないため、今回は謎に包まれた、いちよし証券でIPOに当選してから株式を売却するまでの流れをさくっと解説してみたいと思います。
それでは早速行ってみましょう。
IPOを攻略する上で複数の証券会社の口座開設が必要な理由
・同じ銘柄に1社から応募するよりも、複数の証券会社から応募した方が当選する確率が高い。
・当選する確率が高い主幹事の証券会社は複数あるので、上場が発表される前に口座を開設してスタンバイしておくのがベスト。
・店頭系証券会社の子会社は親会社が主幹事の場合、相対的に多くの株数が配分されるので、当選をゲットする上で意外と侮れない。
- 1.インターネットからブックビルディングに申込む方法
- 2.当選した場合はいちよし証券から電話で連絡が来る
- 3.当選した株式を購入する前に目論見書を確認しなければならない
- 4.購入の申込はテレフォントレードのみで受付
- 5.売却の注文もテレフォントレードのみで受付
1.インターネットからブックビルディングに申込む方法
支店で口座開設した方については分かりませんが、いちよしダイレクトで口座開設した方については、インターネットから抽選に参加したい銘柄のブックビルディングに申込むことが可能なので、期間内にブックビルディングの申込を済ませましょう。(ここまでは他の証券会社と一緒です)
2.当選した場合はいちよし証券から電話で連絡が来る
いちよしダイレクトでIPOの抽選に参加する場合、当選したかどうかをインターネットで確認することはできません。
当選した場合は公開価格決定の翌営業日にいちよし証券から電話で連絡が来るので、いちよし証券から連絡が来た場合は必ず電話に出ましょう。
内容は忘れましたが、オペレーターの説明を聞くのに15分程度要するので、仕事が忙しい方は昼休みなどを利用して、いちよし証券の営業時間内に必ず連絡しましょう。
いちよし証券については前受金なしでIPOの抽選に参加できるので、口座に資金を入金していない方がほとんどだと思いますが、入金については手数料なしでの入金が可能な「いちよしスマート振替サービス」が便利なので、口座を開設したら早めに申込を済ませましょう。
3.当選した株式を購入する前に目論見書を確認しなければならない
いちよしダイレクトでIPOに当選した場合、株式を購入する前に必ず目論見書を確認しなければなりませんが、これについてはオンラインの「いちよしメンバーズクラブ」にて目論見書の確認が可能です。
「いちよしメンバーズクラブ」で目論見書を確認できない場合、目論見書を郵送で発送してもらうことも可能ですが、自宅に届くまで時間もかかるので、口座を開設したらいつでも「いちよしメンバーズクラブ」にログインできるように準備しておきましょう。
4.購入の申込はテレフォントレードのみで受付
いちよしダイレクトでIPOに当選した場合、インターネットから株式の購入ができないので、目論見書の確認を終えたら、再度いちよし証券に連絡して株式購入の意思表示をしなければなりません。
なお、目論見書を未確認の状態で連絡しても、オペレーターは株式の購入を受け付けてくれないので、当選してからあたふたしないためにも、ブックビルディングの前に「いちよしメンバーズクラブ」と「いちよしスマート振替サービス」の申込手続きだけは済ませておいた方がいいですよ。
5.売却の注文もテレフォントレードのみで受付
1から4までの手続きが完了したら、後は株式を売却するだけですが、いちよしダイレクトでIPOに当選した場合、インターネットから株式の売却ができないので、再度いちよし証券に連絡して株式売却の意思表示をしなければなりません。
上場日の前場から成行で売りの注文を出したい場合は、上場日の前営業日15:30~17:00の時間帯であればテレフォントレードでの受付が可能なので、必ず連絡するようにしましょう。
また、いちよし証券の出金については、株式の購入や売却と同様にいちよし証券への連絡が必要なので、約定した後指定した口座に出金を希望する場合は、売却の注文と合わせて約定後の出金についても依頼しておきましょう。
インターネットで口座開設が可能な証券会社
以上、投資にドハマリしているくまちゃんのいちよし証券に関する記事でした\(^o^)/