今回はIPOにお薦めの証券会社の一つである、エイチ・エス証券の取引ルールをさくっと解説してみたいと思います。
それでは早速行ってみましょう。
IPOを攻略する上で複数の証券会社の口座開設が必要な理由
・同じ銘柄に1社から応募するよりも、複数の証券会社から応募した方が当選する確率が高い。
・当選する確率が高い主幹事の証券会社は複数あるので、上場が発表される前に口座を開設してスタンバイしておくのがベスト。
・店頭系証券会社の子会社は親会社が主幹事の場合、相対的に多くの株数が配分されるので、当選をゲットする上で意外と侮れない。
- 1.エイチ・エス証券はIPOの引受実績が少なめ
- 2.エイチ・エス証券は抽選前の入金が不要
- 3.エイチ・エス証券のオンライントレードは引受株数の10%が完全平等抽選
- 4.エイチ・エス証券の優待抽選について
1.エイチ・エス証券はIPOの引受実績が少なめ
・エイチ・エス証券の主幹事数と取扱銘柄数(直近3年間)
2018年:主幹事数0社,取扱銘柄数9社
2019年:主幹事数2社,取扱銘柄数10社
2020年:主幹事数1社,取扱銘柄数10社
IPOの抽選に当選しやすい証券会社は、相対的に配分の多い主幹事の証券会社です。
エイチ・エス証券は毎年100社近く上場する銘柄の内、ごくまれに主幹事を務めることがあるので、ガチでIPOの当選を狙うのであれば、エイチ・エス証券の口座は積極的に開設しましょう。
2.エイチ・エス証券は抽選前の入金が不要
IPOの抽選に参加する場合、遅くとも抽選までに資金の入金が必要な証券会社がほとんどですが、なんとエイチ・エス証券は抽選前に資金を入金しなくても抽選に参加することが可能です。(神か・・・)
落選した場合はその時点で終了、ワンチャン当選か補欠当選して、当選した株式を購入する場合のみ口座に資金を入金すればよいので、資金に余裕のない方でもチャレンジできます。(チャレンジしない理由はない)
3.エイチ・エス証券のオンライントレードは引受株数の10%が完全平等抽選
エイチ・エス証券のオンライントレードは、引受株数の10%が完全平等抽選により抽選されます。
IPOのトレードに疎い方は、「なんだ引受株数のたった10%が完全平等抽選か」と思われるかもしれませんが、主幹事証券の完全平等抽選10%は引受証券の完全平等抽選100%を軽く上回るので、参考までに昨年エイチ・エス証券が主幹事を務めたグローバルインフォメーションのデータ(証券会社別の引受株数)を貼っときますね。
4.エイチ・エス証券の優待抽選について
エイチ・エス証券のオンライントレードでは、全体抽選で落選した個人投資家を対象に優待抽選が行われますが、優待抽選は誰でも参加できるものではなく、優待抽選に参加するにはエイチ・エス証券で多額の資金をベットして、IPOポイントを貯めなければいけません。
また、優待抽選で利用したIPOポイントは落選した場合でも失効してしまうので、エイチ・エス証券の取扱実績が相対的に少ないことを考えると、IPOポイントを貯める必要はないでしょうね。
インターネットで口座開設が可能な証券会社
以上、投資にドハマリしているくまちゃんのエイチ・エス証券に関する記事でした\(^o^)/