表題のとおり今回は2021年9月11日時点で時価総額3位の暗号資産、ADA(カルダノ)は投資する価値があるのか、独自の視点で検証してみたいと思います。
それでは早速行ってみましょう。
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1.ADAは投資する価値があるのか
今回はあえて結論から先に書きますが、2021年9月時点の投資判断として、ADAへの投資は不安要素が大きいので私個人は投資しません。
以下、ADAが投資するに値しないと考える理由を順番に解説しますので、興味のある方は最後までお付き合いください。
2.ADAのチャート
GMOインターネットグループ(東証一部上場)の【GMOコイン】
チャートを見ていただいても分かるとおり、アップダウンはあるもののADAの価格は市場での取引が開始して以来、右肩上がりで推移しています。
価格上昇の要因として、開発が遅いことで知られるカルダノのブロックチェーンは、今月大型のアップグレードであるアロンゾを経て、待望のスマートコントラクトを実装しようとしています。
カルダノをご存知ない方の中には、「スマートコントラクトも実装してないのに時価総額3位?」と違和感を覚えると思いますが、まだスマートコントラクトを実装していないブロックチェーンのネイティブトークンであるADAの用途は非常に限られたものであり、現在の価格の上昇は単なる期待で買われている側面も決して否定できない、カルダノのエコシステムはイーサリアムのように既に拡大しているわけではなく、あくまでこれから拡大する可能性があるブロックチェーンなので注意しましょう。
3.ADAをBinanceに預けた場合
GMOインターネットグループ(東証一部上場)の【GMOコイン】
海外取引所のBinenaceでは、預け入れるコインによっては高利回りのステーキングが可能ですが、ADAについては低利回りのフレキシブルセービング以外にも、比較的高利回りな定期ステーキングが用意されているので、ADAの預入先としてBinanceはかなり魅力的です。
4.私がADAに投資しない理由
以下、私がADAに投資しない理由を順番に解説します。
・ユースケースに乏しい
2で述べたように、これからスマートコントラクトを実装するカルダノのブロックチェーンには、イーサリアムのようなDeFiやNFTのプロダクトが存在しないため、現状ADAを購入しても用途らしい用途はステーキング以外ありません。
・立ちはだかるイーサリアムの壁
GMOインターネットグループ(東証一部上場)の【GMOコイン】
また、今後カルダノがスマートコントラクトを実装してDeFiに参入したとしても、果たして多くのユーザーを惹きつけるような魅力的なプロダクトが出来上がるのかは謎なままです。
具体例として、現在イーサリアムに次いでTVLの大きいBNB Chainが成功した背景には、以下三つの要素が大きく関係しているので、改めて整理してみましょう。
① EVM(イーサリアム仮想マシン)に対応することで、開発者が既存のイーサリアムのプロダクトをコピーしやすいように環境を整えた。
② EVM(イーサリアム仮想マシン)に対応することで、ユーザーがイーサリアムのDeFiと同じメタマスクのウォレットを使えるようにした。
③ PoSの長所である速くて低コストなトランザクションを売りにエコシステムを拡大した。
翻ってイーサリアムに対抗するカルダノの強みは③のみなので、カルダノのエコシステムが拡大する前にイーサリアム2.0が実現して、③の強みすら失ってしまう可能性も否定できません。
5.ADAのブル要素
イーサリアムと同じ土俵で戦っても勝ち目はないのかもしれませんが、ADAのブル要素として、カルダノのプロジェクトチームは現在アフリカ諸国を最も重要なマーケットとして、各国の政府と提携交渉を進めています。
将来カルダノのブロックチェーンがアフリカ諸国で広く普及することになり、デジタル版のユーロのようにADAが利用されるようになれば、打倒イーサリアムも実現するのかもしれませんが、私個人はしばらくカルダノの動向を注視するに留めたいと思います。
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以上、投資にドハマリしているくまちゃんの暗号資産に関する記事でした\(^o^)/