表題のとおり今回は2021年9月12日時点で時価総額4位の暗号資産、BNB(ビルドアンドビルド)は投資する価値があるのか、独自の視点で検証してみたいと思います。
それでは早速行ってみましょう。
Binanceで口座開設した場合の圧倒的なメリット
・BNBやAVAXを含む国内取引所では取り扱いのないメジャーなアルトコインの売買が可能。
・フレキシブルセービング,定期ステーキング,BNB Vault,DOTスロット・オークションなど、元本保証のサービスメニューが豊富。
- 1.BNBのチャート
- 2.BNBをBinanceに預けた場合
- 3.BNBとは何か
- 4.BNBのストロングポイントとユースケース
- 5.BNBのブル要素
- 6.BNBのベア要素
- 7.BNBは投資する価値があるのか
1.BNBのチャート
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チャートを見ていただいても分かるとおり、アップダウンはあるもののBNBの価格は市場での取引が開始して以来、右肩上がりで推移しています。
今後もBNBの価格が上昇を続けると考える理由は後述しますが、2021年9月現在国内取引所では取り扱いのないBNBに投資するのであれば、国内取引所に加えて海外取引所の口座開設が必須になります。
BNBに投資する手順としては、まず国内取引所でコインを買って、購入したコインを海外取引所に送金し、送金したコインをBNBに交換することでBNBのステーキングなどが可能となりますが、具体的な方法については別の記事で詳しく解説してますので、興味のある方はどうぞ。
なお、BNBに投資するのであれば、ステーキングなどのサービスメニューが豊富で、かつBNB ChainのDeFiへのアクセスも可能な海外取引所のBinanceが圧倒的にお薦めです。
2.BNBをBinanceに預けた場合
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海外取引所のBinenaceでは、預け入れるコインによっては高利回りのステーキングが可能ですが、BNBについてはステーキング以外にもBNBヴォールトやローンチプール-MBOXなど選択肢が多いので、DeFiに参入しないまでも手堅くBNBを運用したいのであれば、BNBの預入先としてBinanceはかなり魅力的です。
3.BNBとは何か
BNBとはBNB ChainのDeFiやNFTのプラットフォームで手数料として必要になるトークンです。
暗号資産に雰囲気で投資している方の中には、トークンとブロックチェーンを同義的に解釈している方もいらっしゃるかと思いますが、暗号資産を正しく理解する上でトークンとブロックチェーンの関係性は非常に重要なので、スマートコントラクトを実装した代表的な暗号資産を例に解説しておきますね。
・イーサリアム
ブロックチェーン・・・Ethereum
トークン・・・ETH
・ビルドアンドビルド
ブロックチェーン・・・BNB Chain
トークン・・・BNB
・ソラナ
ブロックチェーン・・・Solana
トークン・・・SOL
ここで述べるブロックチェーンとは、Android,ios,WindowsのようなOSをイメージしていただいて、スマートコントラクトを実装したブロックチェーンの場合、DAppsと呼ばれる分散型アプリケーションを動かすことができるので、BNB ChainのDeFiではアプリ内で課金するためのトークンが必要となります。
そのトークンがBNBなのです。
4.BNBのストロングポイントとユースケース
もともとはイーサリアムのブロックチェーン上でERC20トークンとして発行され、Binance Chainのローンチにともない全てのトークンがBEP2規格にスワップされたBNBは、ETHと同じような用途でトークンを利用することが可能ですが、BNBよりも時価総額上位に位置するBTC,ETHと比較したBNBのストロングポイントとユースケースを今一度整理してみます。
・BNB Chainによるエコシステムの拡大
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BNB Chainよりも前にローンチしたBinance Chainは、スマートコントラクトを実装していない汎用的な用途に欠けるブロックチェーンだったことから、BNBのエコシステム拡大の目的で2020年9月にメインネットがローンチしたBNB Chainでは、スマートコントラクトとEVM(イーサリアム仮想マシン)に対応することでDAppsの開発が可能となり、現行のイーサリアムよりも高速で低コストなコンセンサスアルゴリズムであるPoSA(プルーフ・オブ・ステーク・オーソリティ)を基盤とすることで、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決する手段として注目を集め、2021年以降BNB ChainのTVLは急速にシェアを伸ばしています。(2021年9月時点でイーサリアムに次ぐ第2位)
BNB ChainのDeFiでトランザクションを実行する場合、手数料に相当するBNBが必要となるので、BNB ChainのDeFiへの資金流入はBNBの価格の押し上げに大きく貢献していると言えます。
・BNBホルダー限定のサービス
世界最大の暗号資産交換業者BinanceのネイティブトークンであるBNBは、BNBをホールドすることでBinanceが提供する様々なサービスを享受することが可能となります。
一例として、Binanceで不定期に開催されるBinance Launchpad(Binanceが主催するIEOプログラム)では、IEO参加の条件として一定のBNBをホールドしていることがユーザー側に求められるため、Binanceが提供する様々なサービスを享受したいのであれば、BNBへの投資は必須と言えます。
5.BNBのブル要素
以下、BNBのブル要素について考えてみました。
・トークンの焼却
BNBの発行枚数は2億枚と上限が定められていますが、トークンの資産価値を保つために、Binanceは四半期毎に前四半期の取引高に応じて一定のBNBを買い戻し、買い戻したBNBを焼却しています。
企業の自社株買いと似たこの仕組みを取り入れることにより、BNBの希少価値が高まり、トークン価格の下落を抑制するメカニズムが働くので、汎用的な用途で利用が可能なBNBは投資の対象としてかなり魅力的であると言えます。
6.BNBのベア要素
ブル要素と合わせて、BNBのベア要素についても考えてみました。
・Binanceにたいする規制
世界最大の暗号資産交換業者であるBinanceと、BinanceのネイティブトークンであるBNBとの関係性は一蓮托生であり、仮にBinanceでの取引を世界各国が規制した場合、BNBの価格が大幅に下落することが予想されます。
この点において、BNBやBNB Chainはビットコインやイーサリアムのように分散化が十分に機能しているとは言えず、BNBもBNB ChainもBinanceが主導してプロジェクトを牽引している以上、分散型ではなく中央集権型のプロトコルとの批判が今もなお続いています。
BNBについては国内取引所での取り扱いがないことに加え、日本の金融庁は2018年3月と2021年6月の二度に渡りBinanceへ警告を発しているので、BNBへの投資はメリットがある反面、リスクも付随することをよく覚えておきましょう。
7.BNBは投資する価値があるのか
以上、BNBの特徴を多角的に検証しましたが、総合的にBNBは今からでも十分に投資する価値はあると私個人は考えています。
Binanceが規制されるリスクを考えると、投資する元本の割合はBTC,ETHよりも小さくせざるを得ないところではありますが、BNB ChainのDeFiにはPancakeSwapのような魅力的なDEX(分散型取引所)も少なからず存在するため、暗号資産への投資を検討している方は今回の記事を参考にしてください。
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以上、投資にドハマリしているくまちゃんの暗号資産に関する記事でした\(^o^)/