GMOインターネットグループ(東証一部上場)の【GMOコイン】
今回は投資対象として多くの投資家の関心を集める一方、2021年に大きく躍進したイーサリアム,バイナンスコイン,ソラナと比較すると、エンドユーザーがトークンを利用して資産を運用できるプロダクトが見当たらない、リテラシーの低いユーザーにとっては謎に包まれた暗号資産の一つであるポルカドットを理解するために、まずはポルカドットが何を目指すプロジェクトなのか調べてみました。
それでは早速行ってみましょう。
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1.ポルカドットが誕生した経緯
ポルカドットはネットワークに参加するブロックチェーンの相互運用とセキュリティの共有、スケーラビリティの向上を目指すプロジェクトです。
プロジェクトとしてのポルカドットは、2016年にスイスのWeb3財団によって立ち上げられました。
Web3財団の財団長を務めるギャビン・ウッド氏はイーサリアムの設立メンバーの一人であり、ブロックチェーンを開発するためのフレームワークであるSubstrateを発明した民間企業、Parity Technologiesを設立した人物でもあります。
Substrateはポルカドットの一部ではなく、完全に独立した存在ではありますが、ポルカドットがSubstrateによって開発された初のブロックチェーンであることや、Substrateによって実装されたブロックチェーンはポルカドットとの相互運用が可能になることから、イーサリアムに対抗するプロジェクトとして、ポルカドットは大きな注目を集めています。
2.ポルカドットが目指すインターオペラビリティの実現
GMOインターネットグループ(東証一部上場)の【GMOコイン】
ビットコインやイーサリアムなどのブロックチェーンは革新的である一方、それぞれが独立しており、インターネットのような一つの大きなエコシステムとは言い難い状況にあります。
ポルカドットは分散型のインターネット、個人情報をGAFAMのような特定の企業ではなく、ユーザー自身が管理する世界を創造することをミッションとしており、これは単一のブロックチェーンではなく、無数のブロックチェーンが繋がることによって実現すると提唱しています。
図を見ていただくと分かると思いますが、ポルカドットのリレーチェーンに接続するパラチェーンにはSubstrateによって実装されたブロックチェーンを想定し、ブリッジによって接続するブロックチェーンにはビットコインやイーサリアムを想定しているので、ポルカドットのエコシステムが拡大する未来にどんなことができるのか、わくわくしますよね。
3.ポルカドットが解決するイーサリアムのスケーラビリティ問題
イーサリアムのブロックチェーンによって開発された、DeFiのプロダクトやNFTのマーケットプレイスが拡大するにつれ、トークンを利用した取引が活性化する一方、イーサリアムのエコシステムではトランザクションの遅延と手数料の高騰が深刻化して、小口の資金しか持たないユーザーにとっては大きな参入障壁となっています。
現在イーサリアムが開発を進めているイーサリアム2.0は、まさにこのスケーラビリティ問題を解決するプロジェクトでもあるわけですが、ポルカドットのトランザクションは単一の回路ではなく、リレーチェーンに接続する各パラチェーンの回路で実行されるように設計されています。
これによって複数のトランザクションを並列に処理することが可能となり、スケーラビリティの向上が期待されます。
イーサリアム・キラーと呼ばれる、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するプロジェクトとしては、BNB Chainやソラナも有望視されていますが、ポルカドットも要注目のプロジェクトなので、今回はポルカドットが何を目指すプロジェクトなのか解説してみました。
次回はポルカドットの構成要素について解説する予定なので、お楽しみに。
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以上、投資にドハマリしているくまちゃんの暗号資産に関する記事でした\(^o^)/