GMOコインでFCRコインのIEOが発表されたので、今回はFCRコインのIEOに参加すべきか検証してみたいと思います。
それでは早速行ってみましょう。
ビットコインとイーサリアムを自動積立×ガチホ×レンディングした場合の圧倒的なメリット
・ビットコインとイーサリアムのチャートは長期的に右肩上がりで上昇しているので、資産価値の上昇が期待できる。
・自動積立を利用すれば、高い時は少なく安い時はより多くの暗号資産を安値で拾うことができるので、毎日チャートを見なくてよい。
・積み立てた暗号資産をレンディングすれば、追加投資しなくてもビットコインとイーサリアムの数量を増やすことが可能。
1.IEOとは何か
GMOインターネットグループ(東証一部上場)の【GMOコイン】
おそらく投資家にとって最も馴染みの深いIPOは、証券会社を介して未公開株式を証券取引所に上場させる方法ですが、IEOとはまだ市場に供給されていないトークンを特定の暗号資産取引所に上場させる方法なので、暗号資産のIPO=IEOと解釈すれば理解も早いのかもしれません。
IPO・・・Initial Public Offering
ICO・・・Initail Coin Offering
IEO・・・Inital Exchange Offering
同じくトークンを市場に供給させる方法の一つであるICOとの違いは、上場にあたって第三者の審査を必要としないICOとは異なり、IEOではトークンを上場する暗号資産取引所がトークンのみならず発行元の企業についても審査を行うので、数年前にブームになったものの詐欺が多発してオワコン化したICOよりも、ローリスク・ハイリターンが狙いやすいトレードとして、近年注目を集めています。
2.FCRコインとは何か
GMOインターネットグループ(東証一部上場)の【GMOコイン】
FCRコインはプロサッカークラブのFC琉球が発行するファントークンです。
ホワイトペーパーに公開されているFCRコインの主な機能・用途は以下の内容となっております。
・トークンパートナーとしての権利獲得
・選手・チームに対するFCRコインの送付機能
・サッカークラブ運営における投票決議への参加権利
・FCRコインを用いた沖縄経済の活性化、及び選手育成の受け入れ等(将来的な機能として検討中)
・NFTを活用したデジタルコンテンツの購入(将来的な機能として検討中)
3.FCRコインの募集要項
ちなみにFCRコインの募集要項は以下の内容となっております。
銘柄名:FCRコイン(FCR)
募集期間:2022年4月27日(水)定期メンテナンス後~2022年5月18日(水)14:59
IEO募集価格:2.2円/FCR
1口あたりの数量:2,500FCR
最小申込口数:1口
最小申込金額:5,775円(手数料を含む)
最大申込口数:9,000口
最大申込金額:51,975,000円(手数料を含む)
申込金額拘束日時:2022年5月18日(水)15:00
抽選日時:2022年5月18日(水)15:00
割当日時:2022年5月18日(水)16:00
手数料:購入金額の5%
4.パレットトークンの価格推移
FCRコインの価格がどこまで上昇するか気になるところですが、参考までに国内初のIEOと話題になった、パレットトークンの価格推移を確認してみました。
GMOインターネットグループ(東証一部上場)の【GMOコイン】
上場前は4.05円/PLTだったパレットトークンの価格は、上場から半年以上経過した現在でもIEO募集価格の約8~9倍に相当する34.65円/PLTをキープしています。
Coincheckで上場したパレットトークンは国内外の取引所にも取り扱いが拡大して、長期的な成長を目指すプロジェクトとして順調に資金が流入しているので、FCRコインの価格がどこまで上昇するか気になりますよね。
5.著名なファントークンの価格推移
パレットトークンはPaletteと呼ばれる独自のブロックチェーンで、NFTの購入や手数料の支払いに利用することが可能なトークンなので、そもそもFCRコインとは用途が異なります。
そこで参考までに、過去にBinanceで上場したサッカークラブが発行するファントークンの価格推移を確認してみました。
GMOインターネットグループ(東証一部上場)の【GMOコイン】
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GMOインターネットグループ(東証一部上場)の【GMOコイン】
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チャートの形状はトークンによって異なるものの、AC MilanやFC Barcelonaよりもはるかに知名度が劣る、FC琉球のファントークンがどこまで上昇するかは非常に気になるところですね。
6.FCRコインのIEOに参加すべきか
当選したFCRコインを高値で売り抜ける前提で考えた場合、気になる点は以下の二つ。
① FCRコインの価格は上場後の1週間でどこまで上昇するのか。
② 上場前から売りのトレンドが形成されて、FCRコインの価格がIEO募集価格の2.2円を上回らない可能性はあるのか。
私個人は②の可能性を完全に否定できないので、FCRコインのIEOは参加を見送る予定です。
理由として、世界中にファンが存在するAC MilanやFC Barcelonaのファントークンと比較して、J3へ降格する可能性のあるFC琉球のファンはほぼ沖縄県に限定されるはずなので、長期的な成長はもちろん投機的な上昇もあまり期待できません。
ただし、私個人が典型的なごみと揶揄するFCRコインの価格がもし投機的に上昇すれば、ローリスク・ハイリターンの投資として今後は臆せずIEOの抽選に参加できるので、抽選に参加する人も参加しない人もFCRコインのIEOは要注目ですよ。
インターネットで口座開設が可能な暗号資産取引所とレンディング事業者
【BITPoint】ビットコインなど暗号資産取引所 ビットポイント
GMOインターネットグループ(東証一部上場)の【GMOコイン】
以上、投資にドハマリしているくまちゃんのIEOに関する記事でした\(^o^)/